ちょっと怖い話
この話は、私が体験したのではありませんので、予めご了承下さい。
会社の後輩で、アキラ と言う男がこの話の主人公です。
アキラはスキーが上手い。一級を持っていて、その上のインストラクターを目指していた。
オニコウベスキー場からの帰り道、アキラとアキラの先輩は車内で眠気と戦っていた。
国道4号線の大衡村あたりに、小さい山を切り開いて国道を通した所がある。
そこを通りかかった時、運転手のアキラはチラッと白い閃光が走ったのを確認した。
『なんだろう?』と思った瞬間、運転席側のウインドー外に白い手が現れた!
それはフロントピラーへとゆっくりと動き、両手がピラーをつかんだと思うと
上体をひきつけるように、女性が現れた。あきらかに車内を覗き込んでいるようだ。
アキラは脱力感に襲われ、アクセルを踏む力さえ奪われていく。
「アキラ!どうした? 車の調子悪いのか? 」『セ ン パ イ 、ミ エ ナ イ ス カ ?』
「何が? アキラ大丈夫か?」「アキラどうした? 大丈夫か?」
脱力感から、車のスピードが50キロから40、30と減速したので、何かあったのでは?と思ったらしい。
影響で後方は渋滞し始めている。
小山を過ぎると不思議とスーといなくなり、脱力感も消えて、車速も上がってきた。
「どうした? 車が調子悪くなって止まると思ったぜ」と言われ、一部始終を話した。
「ウソー! 頼むもう一度、あそこ通ってみよう!」としつこく頼まれたので、
Uターンして小山へ向けて進んでいった。
「そろそろだ!来るぞ! 来たか?」『あれ?、、、何とも無い、、、?』
「気のせいじゃないか?」『だけど、たしかに、、、、』などと会話しながら、さらにUターンして戻ってみた。
『やっぱり気のせいだったのかな?』と思いながら、小山に差し掛かると。
目の前を『白い光がピュッ』と『白い手がスーっ』と『脱力感がズーん』と そして覗き込む女性が現れた。
車速がジリジリ落ち始め「アキラ! 出たのか! 何処だ何処!」『ミ ギ デ ス 』「いねーぞ!何処にも」
そしてスーと居なくなり、車速もグーンと上がり、渋滞も解消し始めた。
この後もう一度試したそうだが結果は同じ。 アキラだけトコトン疲れたそうだ。
アキラと言う人物を、新人から一人前になるまで面倒を見てきたので解るんだが
嘘を軽々しく言う奴じゃないので、この話を聞いた時はとっても怖かった。
この話以外もうチョットあるのだが、、、、、一応続く予定。
会社の後輩で、アキラ と言う男がこの話の主人公です。
アキラはスキーが上手い。一級を持っていて、その上のインストラクターを目指していた。
オニコウベスキー場からの帰り道、アキラとアキラの先輩は車内で眠気と戦っていた。
国道4号線の大衡村あたりに、小さい山を切り開いて国道を通した所がある。
そこを通りかかった時、運転手のアキラはチラッと白い閃光が走ったのを確認した。
『なんだろう?』と思った瞬間、運転席側のウインドー外に白い手が現れた!
それはフロントピラーへとゆっくりと動き、両手がピラーをつかんだと思うと
上体をひきつけるように、女性が現れた。あきらかに車内を覗き込んでいるようだ。
アキラは脱力感に襲われ、アクセルを踏む力さえ奪われていく。
「アキラ!どうした? 車の調子悪いのか? 」『セ ン パ イ 、ミ エ ナ イ ス カ ?』
「何が? アキラ大丈夫か?」「アキラどうした? 大丈夫か?」
脱力感から、車のスピードが50キロから40、30と減速したので、何かあったのでは?と思ったらしい。
影響で後方は渋滞し始めている。
小山を過ぎると不思議とスーといなくなり、脱力感も消えて、車速も上がってきた。
「どうした? 車が調子悪くなって止まると思ったぜ」と言われ、一部始終を話した。
「ウソー! 頼むもう一度、あそこ通ってみよう!」としつこく頼まれたので、
Uターンして小山へ向けて進んでいった。
「そろそろだ!来るぞ! 来たか?」『あれ?、、、何とも無い、、、?』
「気のせいじゃないか?」『だけど、たしかに、、、、』などと会話しながら、さらにUターンして戻ってみた。
『やっぱり気のせいだったのかな?』と思いながら、小山に差し掛かると。
目の前を『白い光がピュッ』と『白い手がスーっ』と『脱力感がズーん』と そして覗き込む女性が現れた。
車速がジリジリ落ち始め「アキラ! 出たのか! 何処だ何処!」『ミ ギ デ ス 』「いねーぞ!何処にも」
そしてスーと居なくなり、車速もグーンと上がり、渋滞も解消し始めた。
この後もう一度試したそうだが結果は同じ。 アキラだけトコトン疲れたそうだ。
アキラと言う人物を、新人から一人前になるまで面倒を見てきたので解るんだが
嘘を軽々しく言う奴じゃないので、この話を聞いた時はとっても怖かった。
この話以外もうチョットあるのだが、、、、、一応続く予定。