秋保温泉へ電車が通っていたらしい！

昭和36年に廃止になったが、長町駅～秋保温泉まで電車が走っていたんだそうだ。

55歳位の男性に話をすると覚えている方がいた。

現在の長町駅ターミナルに「たいはっくる」がある。

あの、たいはっくる は以前バスターミナルだった。

それは私も覚えている。 子供の頃そこからバスに乗って おばさんの家に行った記憶があるのだ。

そのバスターミナルの前が秋保電鉄の長町駅になっていたそうだ。

そこから旧286を進み、西多賀 - 鈎取 - 月ヶ丘 - 旗立 - 太白山 - 萩の台 - 茂庭 - 北赤石 - 磊々峡（らいらいきょう）- 秋保温泉 へと16㌔の道のりになる。

当時は駅でなくても簡単に乗り降りできたくらいゆっくり走っていたそうで

その昔の秋保は遠い温泉地だったのであろう。

旧286号線を車で走るとその名残を感じる部分がある。

たいはっくる～バイパス286交差点までの旧286が上りが2車線で下りが1車線なのだ。

仙台市内に似たような道路がある。

例えば東北大学病院前から八幡町へ向かう道は道幅が広いが、八幡町を過ぎると急に狭くなる。

むかし市電が通っていたので道幅が広いのだ。

上下1線づつなので車の道は外側一車線づつ。 ちょうどその道幅になっているのが分かる。

秋保電鉄は単線だったのだろう、道幅は両側で3車線分しか道幅が無い。

仙台市電は乗った事を覚えているが、秋保電鉄の事は正直最近まで知らなかった。



秋保電鉄で検索すると沢山のHPがあり、その中に当時の路線地図まで載っていた。

時間があったら「秋保電鉄を探索」なんてドライブも良いかもしれない。