チョット怖い話！コ ワ バ ナ

先日に接客した時の話です。

依頼内容は普段よくある作業であり、何の問題も無く完了するはずだった。

最後に作業伝票にサインを書いてもらう段階で「すみません。ちょっとこれを見て下さい。」っとガレージにある車のガラスを指さしていた。

何ですか？っと答えると、「ガラス内側に子供の手痕が見えますか？」

ここですか？っと言って良く見たが何も見えなかったので、見えませんが....?

すると「本当ですか？ここですよ！ここ！」っと言い切るので、角度を変えてジックリと見たが手痕など全く確認できなかった。

「そうですかァ～。」と方を落として「実は.....。」と語り始めた。

その日の朝に手痕が内側から付いている事に気が付いて、ドアを開けて雑巾でふき取ったんだそうだ。

手痕はすぐに取れて、お昼になって車に乗ろうとしたら又同じところに手痕が付いていたんだと。

その手痕は小さい子供の手で、両手を広げるようにクッキリと......。

車内に子供を入れた事は無いし、その家に小さな子供はいないそうだ。


お昼にもう一度ふき取ったが、午後に確認すると同じように手痕が付いていた と言う。

話を聞いていて ゾクッと来た。

子供の手痕が怖いのではなくて、私には見えない物がこの人は見えている って事にゾクッと来たのだ。


あまり真剣に話を聞いていたら、いつまでも拘束されそうなので、それとなく話をはぐらかしてその場を離れる事ができた。


いや～参りました！ このブログで何度か「変わった人」とか「変わったお客さん」などと書いてきた。

同僚達に話してみても同じような体験者はあまり居ないってことは........。


私がそう言う人を呼んでいるのか?　


マンネリ化した日常の中で、たまにはアクセントになって良いのかもしれないが...どうだろう？