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地震保険の話!

先日、建物検査員とやらと接見した。
その方の仕事は、罹災証明の申請手続きすると初めに役所の担当者が来て建物等を確認する。
例えば住人は半壊と思っていたのに、一部損壊にしかならなかったら『もっと詳しく調べて!』っとなった場合に調べに行くのが建物検査員なんだそうだ。(名称は違うかもしれないが)
ウチも罹災証明を申請してるので興味があっていろいろと質問してみた。
その方曰く、もっとも酷い被災地になると立会人の雰囲気が異様なほどピリピリしてるらしい。
それもそかもしれない。一部損壊と大規模半壊や全壊だった場合の補償金が一桁違ってしまうからだ。
あきらかに威圧的に『分かってんだろうな!』って方もいれば、
一人暮らしのお年寄りが肩を落として『これからどうしたら良いんでしょうねェ~?』って方もいる。
検査員だって人間だから、お年寄りに少しでも良い審査したくなるそうです。
床上50㎝までが半壊だとして49.9㎝は一部破損になってしまうのか? とても微妙ですよね!
実際の話、同じような場面で肩を落としたオバーちゃんには基準を解釈して上の審査をしたそうだ。

実は、ここだけの話、我が家も地震保険が降りたんです。
心配していた家の傾きは無かったものの、外壁と内壁に破損がありました。
検査員は破損の割合が少ないので一部破損にも満たないようだ!っと言った。
私は目くじら立てず『海沿いの地域に比べればこれで済んで良かったと思えば良いんですね?』言って『分かった!それじゃコーヒーでも飲んで行きな!』と、コーヒーメーカーを準備することにした。
すると『もう一度外観を見てきて良いですか?』って言って出て行った。
少しして『見つかりましたァ!これで適用できます!!』っとなり、僅かですが保険金が入りました。
見つけてもらった破損部は極僅かな亀裂で、今探そうとしても見つけにくいほどったのです。
検査員も人間です。 被災者も又人間なのです。
お互いに広い心で接見対応した方が結果は良いことになるかもしれません。
その方が後味も良いですしねェ!!