老いに向けて
ふと、窓から見えるこの風景をいつまで覚えているんだろうか？ っと思い書き込みます。
たまに面会に行くと『面白い事』を聞かせてくれます。
｢この前実家に行ってきた！｣ などと言うんですが、車椅子での移動は専門員が必要だし、オイラが動向しまきゃ許可だって出ないのに。
でも頭ごなしに否定しないで『お話』をできるだけ最後まで聞くようにしてます。
その『お話』の中で気になった部分を聞き返したりしてねェ！ たぶん第三者には普通の会話に聞こえるのだろうが、内心苛立っていたりしてるんだけどね。
｢お墓にも行ってきた！｣ 本当は行けるわけないんですが、『どうだった？』って聞いたら ｢きれいに掃除されていたよ！本当にきれいだった。｣ ...................。
『もしかして、魂だけ行ってきでね～の？』 ........｢んだかもしんねェ～｣ 『......？......』
会うたびにどんどん小さくなっていくおふくろがモゾコク（切なく）もあり、愛おしくも感じる。 オイラも同じように老いていくのだろうが、どこまで覚えていられるのだろう？
これまでの家族の出来事や震災での苦しみや団結力は忘れたくないなァ～。
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