お客が急にキレた！

今朝一発目の仕事がベンツのバッテリ上がりだった。

現場は一方通行の狭いが、自宅は恐ろしく広いお屋敷だ。

付近に工事中があり現着に数分遅れたが、問題無いレベルだろう。

接客に来た人はちょっと強面の年輩者だった。ちょっと気を付けよう！っと思ってはいたが....。

車の状態やバッテリの位置などを問診してたら急に『ゴチャゴチャうるせーなア！』っと切れた。

お客の言い部分はこうだ。

昨日の時点でバッテリを外して欲しい。今日の午前9時に予約をした。車種も話した。なんでお前は何も知らないんだ？

っと大体はこう言いたかったのだ。

ただ私はその内容をほとんど知らされていない。『ベンツのバッテリ上がり』だけが詳細内容だ。

その事を言ったところで焼け石に水なので平謝りするしかないのだった。

ただ肝心なポイントは説明しないといけない。後々トラブルになる。

バッテリ脱着時のリスクや様々な危険を説明しているうちお客も少しづつ落ち着いてきた。

この車種は後方座席の下にバッテリがあるタイプなので、取り外しだけでもかなりひどい。

ディーラーに確認しながらなんとかバッテリが確認できた。

外す前に点検したい！っと言うと、その頃には私の言うことを聞いてくれるようになり、

点検内容も真剣に理解しようと質問までしてきた。

診断結果はバッテリは大丈夫！このままエンジンを止めずにディーラーで点検して下さい。っとなった。

伝票を作るころには『何かあったら又来てくれるか？』っと普通のお客さんになったので、

『いつでも呼んで下さい。私でよければ指名してくれて良いですよ！』

内心は二度と会いたくない！っと思ったが、後輩などがまたやられるのもそれはそれで悔し


今は師走 誰もがみんな忙しい思いをしている。

だけど急にキレルのはやめようよ！　

あのお客さん自身が一番バツ悪く感じたはずだ。