ZZR600 最高!

ZZR600 ソロツーリング モトブログ 旧道大好き

勝手にランキング?

さァ~て、なんの資料も統計もなく、ただ私が勝手にランキングする。

今日は、『車のドアロックが難しいランキング』してみたい。


1位 メルセデスベンツ(現行)
2位 クラウン(現行)
3位 カローラ系、ノア等
4位 レクサス460(現行)
5位 アウディー、BMW、VWゴルフ(現行)
6位 レガシー、ホンダ車、ミラ&ムーブ(現行)
7位 その他
(解放条件はピッキングで、現行のジャガーなど手が出せないものは除く)


3位のカローラ等が開けにくいのは個人的に苦手なだけである。
(インテリジェントタイプだと2位クラウンと同等に難しい時がある)

ベンツの場合 全グレードが当てはまらないが、セダンタイプであればかなり難しいと思う。

それは、リモコンキーにトランクだけを開けるスイッチがあり、トランクにキーを入れたままドン!っと閉めた場合だ。

ドアをピッキングで解放しても、オープナーは作動しないのでこれだけではトランクは開かない。

それではどうするか?スペアキーを持って来て開放するか、トランクのキーシリンダをピッキングするしかない。

逆に言えば、トランクインロック以外のドアロックしないかもしれない。

あッ!ありました!バッテリー上がりの場合キーを付けたまま窓もドアも閉めていたらロックしちゃいます。(ディーラーや中古車からの依頼はほとんどがこのケース)


実は先日 ベンツのドアロックに行ってきたので、勝手にランキング!を思いついたんですが

その日は土曜日だったかな?とにかく天気が良い行楽日和でした。

ちょど秋保に別件で向かっていた時『釜房ダム付近でベンツのドアロック!』っと聞こえてきた。

『あれ?俺の方が近いよなァ~』っと思い問い合わせると別件が終わったらお願いすることになる。

おそらく、『ベンツのドアロック!』と聞いて『行きたい』と思うか『できれば行きたくない』と思うかの二通りに分かれる。

できないかもしれないが、難しい作業に挑戦したい!っと思う奴は当然上達する。

初めに無線で指令されたO君も行きたい派であり、それを横取りした形になったのだから、なんとか俺が開けなければ.....。

上記にも書いたが、もしトランクインキーだったらやばいぞォ~!?っとドキドキしながら移動

現着してお客さんに確認すると、ビンゴ! トランクにしっかりカギがあるそうだ。

しかもスペアキーも持参して、同じ鞄に入れてトランク内にあるらしかった。

なんでも、車から降りてリモコンでロックし、買い物から帰ってきてトランクだけを開けて鞄ごとトランクを閉めたそうだ。

これは、そう最悪の状態である。

手段は二つ ①トランクをピッキングで開ける②鍵屋を呼んでドアキーシリンダでカギを作らせてそのカギでトランクを開ける方法だ。

②は出張料と作業料で何万円かになると聞く、良心的じゃない鍵屋で10万を請求された人もいるとか?

私は開放に二時間は覚悟してその旨を伝えたが、しかたないね!っと納得してくれた。

とりあえす運転席ドアに挑戦!(最近は運転席にしかキーシリンダが無い、又は隠れている)

初めのトライで予想以上に難しいそうなので応援を呼ぶことにした。

粘って時間がかかってから応援を呼んだら、とんでもない時間待たせてしまうからだ。

応援者はO君をお願いした。彼は私より腕がいい。特殊工具も持って来てくれ!っと伝えた。

正直 応援を呼ぶのは恥ずかしいと言う気持ちもあるが、無事に解放することが先決なのだ。

応援を呼んだ事で余裕がでたのか15分ほどでドアを開放した。

が、やはりオープナーは作動しない。

お客さんは『やったァ~ありがとう!!』っと喜んだが、オープナーがダメで又ガッカリしてた。

さァ~て、お次はトランクである。これは相当大変である。

なんせキーシリンダは下向きなのだ。

8年前位の同タイプなら正面から覗くことができたが、下向きではアクロバティックな姿勢になる。

作業内容を詳しく書けないが、簡単に言うと鍵の凸凹通りにシリンダ内のピンが揃えばクルッと回るのだ。

シリンダ内左右にピンは10個あり、それを一個ずつ手さぐりで探し当てていく作業だ。

1ピンを探るだけで体が限界 腰や膝首がバリバリだ。

そんな事を何十回もくい返して1時間半かかってトランクを開ける事に成功した。

本当に嬉しかった。涙が出るほど嬉しかった。お客さんも喜んでくれた。

下向きのシリンダを成功したのが初めてだったので、体は悲鳴を上げていたが気分は最高!

直ぐにO君に連絡すると『え?スゲ~!ピッキングで開けたんすか?本当に~?』と驚いていた。


今回成功した理由はいくつかある。

応援を呼んでいた事 ドアを開けてその感覚のままトランクに挑戦した事

そしてなにより、お客さんが良い人だった事だ。

私を焦らせることも無く、時には励まし差し入れもくれた。

おそらく、どれが欠けても私一人では成功しなかっただろう。


 勝手にランキングのはずが自慢話のようになってしまった。(反省~) 終わり