助かった方のコメント！

今回の東日本大震災で多くの方が被害に遭い、多くの方が亡くなっています。

震災に遭いながら難を逃れて助かった方から聞いた話です。


石巻港近くで働いていた女性は、大津波警報が発令されてもすぐに避難できなかったらしい。

津波を目で確認した消防団員から避難警告が発令されて初めて避難したそうだ。

みんなが車で避難したため、渋滞になって身動きが取れなくなった。

女性はあせっていた。車は最近新車で購入したので車を乗り捨てたくは無い。

だけど渋滞は一向に動こうとしない。焦ったいた。

新車よりも命を優先することにした。幼子2人が待ってるのだ！

車を捨て歩き始めた数十秒後に車を振り返ると、新車を津波がゆっくりと飲み込んでいたそうだ。

徒歩で高台を目指し命かながら避難に成功した。

引き津波を待って流れが収まった頃、胸まで海水につかりながら家族の元へ進んだ。

沢山の瓦礫といくつもの遺体をかき分けて無事避難所にたどり着いたそうだ。

同僚の奥さんだ。

子供二人を合わせた家族四人が今も避難所生活をしている。

新築した家も全壊状態で、これからの生活が大変だろう。

にも関わらず、明るく避難所生活をしていると聞いた。

家族を亡くした方が多数いる中、家族全員の無事は何よりの幸せなんだ。


我が家族はなんて幸せなんだろう！


子供たちはこの震災で多くの事を経験し多くを学んだと思う。

集団生活の辛さや楽しさ、挨拶の大事さ、みんなの協力への感謝の気持ち.......etc


辛くて悲しい震災の中で学んだことは子供たちの宝になるでしょう。