それぞれの震災！

ニュースや新聞で、たくさんの震災を知ります。
我が家でも少しだけですが、震災に関係したことがありました。

下の娘が震災一ヶ月後に手術をしていたのです。
遠視が原因の斜視でした。
眼鏡の矯正をしていたが、あまり芳しくないので手術することになったのだ。

普段はのうてんきな娘も手術前日には無口になり一人折り紙を折ってました。
上の娘といつもいがみ合っては喧嘩していたが、その日は兄弟喧嘩もしない、思えば子供なりに緊張していたと思います。

手術当日の朝に突然、緊急地震速報が鳴り響きました。
不安が募りましたが、病院の体制も万全らしく予定通り手術を行うことになったのだ。

手術前に娘が姉に送ったメールを少しだけ紹介します。

『お姉ちゃん、今点滴中です！あんまり痛くないよ！お姉ちゃん、今何してる？』
「おじーちゃんと三人でオーちゃんの散歩行ってきたよ！　ホントに痛くない？無理しないでね！メールありがとう!!」

こんなやり取りを何度もしてました。

無事に帰宅して夕食を囲んで話し合ってる時、上の娘が堪えきれずに泣き出したのをきっかけに、
全員が涙を流していました。


その日が我が家の復興スタートになったのかもしれません。