ZZR600 最高!

ZZR600 ソロツーリング モトブログ 旧道大好き

いじめを考える!

最近悲しい事案が続いています。

『いじめ』が原因であることは間違いないのだが、学校側はなかなか認めないんだねェ~。

いじめがあった事を認めると業績が悪くなるとか.....。

教育委員会とやらも最悪で『事なかれ主義』が主な基本方針みたいだ。

何処かで聞いたような.........? そうだ! 東京電力トップの言い訳と菅さん等の弁論が良い見本だ。


オイラの娘達も少なからず同じ思いをしていた。 

                         いや、現在も進行中なのかもしれない。

上の娘は、去年が最悪で学級崩壊になってしまう。 

担任が情けなく三十台後半のお宅タイプ! 

家庭訪問でも元気が無く授業も面白くないらしい。 

騒ぐ男子を上手く扱えないまま、学校を休みがちになっていった。

どうやら『うつ』になって、一年の半分以上は病欠になりクラスがバラバラになってしまう。

だがこの先生、新任の教師にはネチネチといじめていたらしい。

なのに決まって月曜日は病欠日 それでもお給料はマトモに支払われているんだろうなァ~。


そんな今年は仕事人の教師二人が新任で来た。

なんでも仙台市内で荒れた中学校に転任してきて荒れ果てた学年を整えらしい。

その一人のH氏は、もうとっくに教頭や校長になってもおかしくない男性教師

もう一人は三十路で独身女性教師なんだが、H氏の教え子で出世より現場を大事に考えている教師だ。

この女性教師が娘の担任になったてから、教室はまとまり始めてた!っと聞く。

騒ぎ放題の男子が大人しくなり、合唱コンクール等の行事でも金賞を取るまでになった。

だが、女子の間ではネチネチとした派閥みたいなくだらないいじめが未だに根を張ってるらしい。


H氏は荒れた学年の主任で、何度か家に電話と訪問があった。

『学校に行きたくない!』っと言った次の日は、早朝にはH氏から電話があり『来ない気ならだろう?』『迎えに行くからな!』っと何故か、そうなった原因と娘の思いまで読み通しなのだ。

おそらく担任とH氏は師弟関係なので、密な連絡や報告を行っているのだろう。

担任の三十路先生は、クラス全員の家庭環境や本人の性格や仲間同士のいざこざまで全て把握しているようで『あの子 今に変わるよ!』『あの子には気を付けなさい!』『あの子はああ見えて良い子だから大丈夫!』などと的確なアドバイスをしてくれるそうだ。


校長や教頭には嫌われるタイプだろう。 

出世より現状を打開したいのだから言う事は聞かないし、校長だろうが食って掛かる。

だけど、そんな先生が来てくれたお陰で娘は中学校生活を無事に満喫しているのだ。


私の子供時代は、ざっと今の20倍は生徒数があっただろう。

そして、教師は鉄拳や竹刀で殴られるは当たり前の時代だ。

でも殴られ方も、ムヤミに殴ってるのか愛情があっての事なのかは感じていた。


要は、本気で向かい合ってくれているのか?って事が大事なんだと思う。


それは親にだって言える事で、下の娘の同級生にこんな娘がいる。

『○○ちゃんねェ!家ではご飯食べられないから給食をたくさん食べるんだって!!』って言ったので、

なんだそれ!って思い娘に詳しく聞いてみると、どうやら本当らしいのだ。 ちょっと耳を疑ったけど...。

そこまで酷くないけど、ほったらかし親は結構いるようで、決まって授業参観や運動会には一切顔を出さず、役員決めになっても『役員に決められても仕事あるから出れないよ!』だって。


ウチのママさんは。本気で子供を叱ります。泣きながらでも騒ぎながらでも(暴れながら?)とにかく本気でないと伝わらないんだ。


親も教師も子供も学校も自治体も国までもが、建前や見栄や利害関係などにもとらわれず、

全てが目の前にある危機をどれだけ真剣に向き合って行けるのか、なんじゃないでしょうか?



とにかく、これ以上悲しい事故事件は起こってほしくないのでした。