目の当たりした逮捕劇！

突然！自宅の前が複数の足音と叫び超えで騒がしくなった。

『待て～コラァ～！』『逃げるかァ～』ッってな感じだったが、中学生の追いかけっこ？か悪ふざけなのか？っと外を伺うと、ちょうどT字路突き当たりになる我が家の向こう側道路にカバンが落ちており、３軒先の爺様が拾って自地に入ったようだった。

ひったくり事件か？っと思い外へ出てみると、隣りの家前に見慣れぬワゴン車が止まっていて、スライドドアが空いていて何やら騒がしい。

車内には男五人がびっしり居て、外には靴下だけの作業員みたいな男が一人いた。　めちゃ奇妙な光景である。

後部座席の中央の男は、青い顔をしてゼイゼイと息が荒れていた。

助手席の男は携帯で連絡してるようだが、オイラが近づくと皆が目を向けてきた。足元から顔までじっくりと、品定めされているようだだった

　これはただ事じゃないぞ！ッと直感して、カバンを拾った爺様の所に向かうと、私に向かって会釈しながら『お疲れ様です！』っと言ってきた。

何を言ってるのか分からずに『カバンは？』っとオイラが言うと、『ハイ！こちらになります！』っと......？あれッ？オイラ刑事じゃないし、ご近所じゃん!!

で、どうしたの？と聞くと　『オレオレ詐欺だでばあ！』　

　それから数分後にはパトカー３台がサイレンを鳴らしながら到着した。

取り押さえられたてであろう男の印象は、どこにでもいるようなサラリーマンで今風のスーツを着て、どちらかと言うと好青年のイメージである。

　まさかこんな人が........?　オレオレ詐欺が巧妙になっている現実を目の当たりした瞬間である。

こんな静かな町内で、しかも間近で起きるんだァ～～。　怖ァ～～

　でも、その集金係？は所謂トカゲのしっぽであり、大元にまではたどり着けないようになってるハズで、逮捕時のマニュアルも存在しているだろうし、大手？には逮捕手当？みたいなものも存在しているかもしれない。

この手の詐欺は、巧妙に手を変え品を変え出没するのであろう。

とにかく、誰かに相談して自分一人で悩まない事、判断しない事だろう。