幼稚園の運動会
下の娘が年長さんの頃、幼稚園の運動会に行った時のお話。
天気が怪しく、雨が降ったりやんだりのちょっと肌寒い気候だった。
子供たちはワイワイキャーキャーと楽しそうですが、親としては大変です。
カメラを構えたり、ビデオカメラを持ってあっち行ったり、こっちへ移動したり
さらに、おとうさんといっしょ! なんて競技があって
子供をおんぶして、帽子(赤と白になる)の取り合いをする、騎馬戦みたいな競技でした。
うちの子は、1個も取らずに『キャーキャー』言いながら楽しそうでした。
肌寒かったはずが、汗ばんでくるぐらいキツかったんだけど、これはまだ序の口だったのでした。
おとうさんのリレー! と言う競技に出る事に、、、、。
『フジ組とゆり組のおとうさんは、こちらに』「ひめゆり組と○○組のおとうさんは、こちらに並んで下さい」と言われるまま、ざわざわと並び始めた。
少子化の影響か? 15隊15の2組しかいない。
『このままの順番でよろしいですか?』と言われ「シーン」としてると『それでは、この順番でお願いします』となった。
後を振り返ったら誰もいない。『ヤバイ!俺アンカー? マジでェー』となってしまった。
我がチームを一番後ろから眺めてみた。なんか、足の速そうな人がいないようだ。
敵のチームは、見た目だが若いおとうさんが多いようで、アンカーがサッカースタイルでチィラッと目が合った。
「これは、相当ヤバイぞ!」と感じた。「だが良く見ろ、我がチーム。私の前で結果は出てるだろう!」
などと考えが頭の中をかけめぐる。
幼稚園のグラウンドは小さい為、走るコースのカーブRがきつくて大人では走りずらい。
スタートして案の定、転倒者が続出でその度に『ワァー』『キャ~』と大爆笑になってる。
なんでだろう? リレーって、イや、競争するって事で『負けたくない』と思うのであろう。
いい感じで、抜きつ抜かれつを繰り広げている。『かなり ヤバイ!』
私の前のお父さんが、2位で走っていたが、相手の方がまたしてもスッ転んだ。
1位でアンカーの私にバトンが渡された。『絶対に負けられないゾォ!!』と右足を力強く蹴った。
ビーンっと右太もも裏側が攣った。『痛でェー だが負けられない』左足を踏ん張った。
バッキーンっと両足が攣った。足が上がらない状態で走るしかない。
後からすぐに追いつかれたが、絶対にINコースは開けないぞ!必死で走った。
後の奴に蹴られ、つつかれながらも、懸命に走り 1位のまま倒れこむように ゴール!!
もうその後は覚えていない。ただ歩けないくらい痛くて、帰宅後はシップの嵐だった。
ビデオを見た。私は金ちゃん走りを実演しるようだと恥ずかしくなった。顔は切羽詰っている。
この日の夜は、家族が大爆笑になり、とても痛い、痛いが楽しい夜になったのだある。
天気が怪しく、雨が降ったりやんだりのちょっと肌寒い気候だった。
子供たちはワイワイキャーキャーと楽しそうですが、親としては大変です。
カメラを構えたり、ビデオカメラを持ってあっち行ったり、こっちへ移動したり
さらに、おとうさんといっしょ! なんて競技があって
子供をおんぶして、帽子(赤と白になる)の取り合いをする、騎馬戦みたいな競技でした。
うちの子は、1個も取らずに『キャーキャー』言いながら楽しそうでした。
肌寒かったはずが、汗ばんでくるぐらいキツかったんだけど、これはまだ序の口だったのでした。
おとうさんのリレー! と言う競技に出る事に、、、、。
『フジ組とゆり組のおとうさんは、こちらに』「ひめゆり組と○○組のおとうさんは、こちらに並んで下さい」と言われるまま、ざわざわと並び始めた。
少子化の影響か? 15隊15の2組しかいない。
『このままの順番でよろしいですか?』と言われ「シーン」としてると『それでは、この順番でお願いします』となった。
後を振り返ったら誰もいない。『ヤバイ!俺アンカー? マジでェー』となってしまった。
我がチームを一番後ろから眺めてみた。なんか、足の速そうな人がいないようだ。
敵のチームは、見た目だが若いおとうさんが多いようで、アンカーがサッカースタイルでチィラッと目が合った。
「これは、相当ヤバイぞ!」と感じた。「だが良く見ろ、我がチーム。私の前で結果は出てるだろう!」
などと考えが頭の中をかけめぐる。
幼稚園のグラウンドは小さい為、走るコースのカーブRがきつくて大人では走りずらい。
スタートして案の定、転倒者が続出でその度に『ワァー』『キャ~』と大爆笑になってる。
なんでだろう? リレーって、イや、競争するって事で『負けたくない』と思うのであろう。
いい感じで、抜きつ抜かれつを繰り広げている。『かなり ヤバイ!』
私の前のお父さんが、2位で走っていたが、相手の方がまたしてもスッ転んだ。
1位でアンカーの私にバトンが渡された。『絶対に負けられないゾォ!!』と右足を力強く蹴った。
ビーンっと右太もも裏側が攣った。『痛でェー だが負けられない』左足を踏ん張った。
バッキーンっと両足が攣った。足が上がらない状態で走るしかない。
後からすぐに追いつかれたが、絶対にINコースは開けないぞ!必死で走った。
後の奴に蹴られ、つつかれながらも、懸命に走り 1位のまま倒れこむように ゴール!!
もうその後は覚えていない。ただ歩けないくらい痛くて、帰宅後はシップの嵐だった。
ビデオを見た。私は金ちゃん走りを実演しるようだと恥ずかしくなった。顔は切羽詰っている。
この日の夜は、家族が大爆笑になり、とても痛い、痛いが楽しい夜になったのだある。