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椎間板ヘルニアから3ヶ月。

ふっとしたことで、あの苦しんでいた頃を思い出した。以前も書いたと思うが、ま~良いでしょう。


ちょうど3ヶ月前は、椎間板ヘルニアで苦しんでいたんだっけ。

今では笑い話にできるけどねェ。 その事は嫌な事ばかりが頭を過っていた。

まだ膝周辺に痺れが残り完治したとは言えない状態だけど、あの頃に比べたら天と地である。


私の場合、右足の膝上から足の付け根にかけて痺れと激痛が襲ってきた。

ふくらはぎが攣った痛みに似ているが、膝の皿下のプユプユした所にあの激痛である。

ふくらはぎならつま先を持って伸ばして痛みを抑えるが、膝周辺が攣ったらどうするのよ!

ただ膝全体を抱えてうずくまって、痛みが和らぐのを待つしかないのだった。

痛みのピーク時は10歩歩くのが限界だった。


我が家の玄関を入ると少しの廊下というかスペースがあり、

右手のドアがリビングへ、左のドアが小さな和室がある。

普段は2階に寝るのだが、階段の上り下りは無理なので和室で寝起きしていた。

この和室からリビング奥のキッチンまで20歩ほどあり、一気には歩いて行けない。

途中しゃがみこんで休憩してやっとこさキッチンに到達できるのだ。

何故キッチンに行くのか? 煙草を吸うためです。

『やめれば良いのに!』って家族からさんざん言われました。

だがこんな事でやめたくなかった。『もっと男らしく禁煙するのだァ~!』


ピーク時は眠れない夜がとても辛かったので、

夜になるとキッチンの包丁は見えない所にしまっておいた。

こんな痛みで苦しむなら右足を切り落としたい!って思うことがあったのは事実である。


ただ一ヶ月も経つと、少しづつだが夜に眠れるようになった。

多分、僅かに良くなったのと痛みにも慣れたのだろう。


ギックリ腰は怪我で、ヘルニアは病気ですよ! ってある医師が言っていた。

本当に2ヶ月は安静が必要なのだ。


同じ病気で職場には私を含め四人いることがわかったが、いずれも症状が違う。

二人は手術をしているだが、手術した二人の方が経過が悪いようだ。

どちらもヘルニアの手術では有名な病院だってのに..............。


一ヶ月は苦しむけど、その方が再発が少ないから、痛みと共存しなさい。っともその医師は言っていた。


思えばこの病気で私は少し謙虚になったと思う。


仕事のできる嬉しさと普通に暮らせる喜びであろうか? 少しは我慢強くなったのかな?