パチンコ依存症だった私Ⅱ

大きな依存症が2回、その間に小さいのが数回あったと思う。

2回目は大きな依存だった。 パチンコではなくパチスロにはまったのであった。
ちょうど、「アラジン」や「サラリーマン金太郎」などの爆裂機が主流の時期だった。
その頃の同僚二人が「攻略本」をせっせと購入し、あーでもない と会話していた。
『今のパチスロってどうなの？』って聞いて『なにー！そんなにすごいのか！』って驚いた。
仕事の帰りその同僚と近くのパチンコ屋に行ったら、当たってしまった！
「金太郎チャンス！」「まだまだァ～」を繰り返し、本当に一撃五千枚獲得してしまう。
ハイ。ド壺にはまりました。
アラジンは何となく合わなかったので、ほとんど打っていない。　--これがヤバイ--
あと好きだったのが、初期の巨人の星、ギンギン丸、不二子、アントニオ猪木という名の～ etc。
最後に打ったのが「北斗の拳」である。 この機種にはこんなエピソードがある。
出始めの頃、最初にあてたのが「北斗」だった。
あまり知らなかった私は『どうせ化けだろう！』と軽い気持ちだった。
ところが、隣の席の奴が「北斗」がそろった途端『ビクッ』っとしていた。
一回で終ると思ったバトルボーナスが4ラウンドまで続いた。『あれ～』である。
だが、今にして思えば何十回もの継続にならなくて良かったと思っている。
もしかしたら、人生が狂っていたかもしれない。

最後に行ったパチンコ屋では、マサージチェアに横になりながら、Iモードの「北斗の拳」で遊んで帰ってきた。

あれから二年ほど依存症の虫はうずかないが、こうやって思い出していると
あの頃の「サラリーマン金太郎」をもう一度打ってみたい と思ったのは私だけだろうか？