ZZR600 最高!

ZZR600 ソロツーリング モトブログ 旧道大好き

悲しい事ばかりではなかった震災

震災から一週間が過ぎ段々と復興していると思う。

我が家でいえば、電気が通って水道が出た。

電気が灯った日 みんなで抱き合って喜んだ。

みんな泣いていた。

水道が出た日 みんなでハイタッチした。

みんなの笑顔がまぶしかった。


ママさんの両親と姉家族 それにいつも旅行に行くT家族が集まっていた。

子供が6人大人7人の避難所生活

寝る場所は雑魚寝同然で布団も足りない。

でも子供たちはみんなとにかくうれしそうだった。

T家とママさんの姉家族は他人なんだが、すぐに仲良くなって子供全員が兄弟のようだ。


震災最初の夜はロウソクを何本も点けて、緊急用のラジオだけで夜を明かした。

電気も水道もガスも無い、ほとんどキャンプに近い状態だろう。

ご飯はストーブが活躍した。


四家族が食料や水や灯油を持ち寄ったので、そうとう贅沢な避難所になっていた。


ただ水が出ないのでトイレが辛かった。

なにせ13人分の量が流せないのだから、匂いは半端ない。

電気も来てないから換気扇も動かないし、一番苦労したなァ~! 今思えばだけど.......。


まだガスが来てないのでお風呂には入れない。

髪の毛はお湯を上手く使って一度は洗うことができたが、

やはりお風呂に入りたいのが全員の願いだろう。小さな子供も口に出さないところが痛々しい。


ニュースで避難所や家を流される映像を見る度 我々はまだましな方なんだ!っと口々に言う。


昨日みんなで話し合ったんだが、毎年3月11日は集まろうか?って言い出した。

毎年ここに来て合宿しようか? それとも毎年別の家にでも集まろうか? って盛り上がった。


暗いニュースやとんでもない現実の中 小さな事に幸せを共有できた貴重な体験は

子供たちにはどう感じているのだろうか?